2010年1月5日火曜日

迷子とタワレコ

昼くらいにおうち仕事が一段落したので最後の正月休みを満喫しようと新宿のタワレコへ。

欲しいものは決まっていて、Arrested Development の新譜と SPECIAL OTHERS の一番新しいアルバム、と Perfume の Fan service Bitter。

とりあえず J-POP のフロアでスペアザのアルバムと Bitter を手にとり、他になにか無いかと見てまわることした。
試聴コーナーに銀杏boyzのアルバムがあったのでちょっと聴いてみることに。
銀杏boyzは Perfume 目当てで買った QJ で峯田くんのロングインタビューが載っていたのと、ライブレポートが載っていたのとが、実は Perfume の方よりもよっぽど面白かったことから気になっていたのでちょうどよかった。
人も少ないし試聴もしやすいし。

と、2曲くらいを聴き終えたあたりで、近くにじっとして動かないベイビー(推定2才?子供の歳とか良く解らんけど)と目が合う。

その顔は涙と鼻水でぐっしょりだ。

目があったのはその時だけどずっとそこにいるのは視界に入っていたので、結構そこにいることになる。最初は母親から怒られて泣いてんのかと思ったけど、保護者らしき人も近くに居ないぽい。

迷子?

と考えている間も泣きながらその子はずっとこっちを見ていて。
うーん、と思いながらも試聴を止めてその子に近づく。
子供と接するときはしゃがむのが鉄則らしいので、しゃがんで話しかける。

「どうしたの?おかあさんかおとうさんは?」
「だれといっしょにきたの?」
「おかあさんいなくなっちゃった?」

とりあえず何を聞いてもしゃべってくれない。しゃべってはくれないけど、話しかけて頭を撫でていたら泣き止んでくれたので、その子と手を繋いで保護者を探すことに。
フロアはそんなに広くないし、すぐに見つかるかと思いきや、一周りしてもその子は無反応。

「いる?」「(首を振って)…」の繰り返し。

どうしようかと思っていたら、小さすぎる館内放送で「…お母様がお待ちです」的なのが聞こえてきたので、とりあえず店員さんに託すことに。
店員さんが館内放送のところへ連れていってくれるということでとりあえずは一段落したけど、あの子がちゃんと一緒に来た人と会えたのかはちょっと気になる。

なんだか珍しい体験をしたなあ。

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